当院では最新機器を導入し、リハビリテーションに積極的に取り組んでおります。
IVES
当院ではH25年4月より、運動麻痺に対する訓練として最近注目されている筋電制御電気刺激装置(通称IVES:アイビス)を使用した訓練を行っております。


人は、自分の手や足を動かしたい時に「動け」という指令が脳から出され、電気信号となって神経を伝わり筋肉を動かすことができます。しかし、脳出血や脳梗塞などにより脳に障害を受けた場合、脳からの電気信号を伝える神経も障害を受けることになります。これが脳卒中で手足が麻痺する一因となっています。
このIVES(アイビス)は筋肉への弱くなった電気信号を拾い、筋肉を動かす事ができる強さまでに増幅し、運動を補助します。これにより、「コップをつかむ・はなす」といった日常生活に応じた訓練が行えます。