医療法人全心会　伊勢ひかり病院のホームページ

一般病棟は急性期病院から直接ご自宅や施設へ退院できない方に引き続き入院治療をして頂いたり、当院の外来診察を受けられ入院治療が必要となった方に入院して頂く病棟です。落ち着いた環境で治療を受けて頂いております。

療養病棟は、急性期病院や一般病棟からの患者さまがほとんどです。
急性期病院の平均在院日数の短縮により、医療度の高い患者さまも多くなっています。
また、急性期病棟と比べると、患者さまが劇的に回復することで看護の喜びを感じることは少ないです。しかし、一人ひとりの患者さまや御家族とゆっくり、じっくりと向き合いながら日々変化を見い出し、その人らしく生きがいを持って療養生活が送れるよう、全人的に捉えケアを行えることが療養病棟の魅力だと考えています。
これからの超高齢化社会ではさらに慢性期看護の需要が高まり、私たち看護職が重要な役割を果たしていかなければならないと感じています。そのため、専門性を高めるよう摂食嚥下や褥瘡、認知症、紙屋式生活支援技術などを積極的に学びケアに活かしています。
また、温かく居心地のよい環境づくりにも取り組み、季節感を感じていただけるようなイベント、レクリエーション（カラオケ、ピアノ、折紙、ぬりえ、体操、パズル、ボール遊びなどのゲーム）、病棟内の飾り付けを行い、患者さまのお誕生日にはささやかながらお祝いやサプライズを企画し喜んでいただいています。

回復期病棟では自宅や施設へ退院するためにリハビリテーションによって現在の機能の維持や低下した機能の改善を目指す病棟です。
大腿骨頸部骨折地域連携パス、脳卒中地域連携パスの患者さまを多く受け入れています。
その方にあった退院に向け、心身状態の観察とケアを看護師だけでなく担当医や療法士、社会福祉士、管理栄養士を含む多職種で行っています。